第1回の緑内障 手術は「怖くない!痛くない!」線維柱帯切除術体験レポートでは手術当日の流れをレポート
第2回の緑内障 手術後の入院生活レポートでは術後の入院生活や、退院まで回復の過程をレポートしました。
本日のレポートでは退院後1週間の自宅療養期間についてレポートします。
退院後1日目
久しぶりに自宅で目覚める朝。
やはり自宅で迎える朝は気分が良い。
右目の目やには、だいぶ軽減しているが、寝起きは前回紹介した清浄綿で目の周りの拭きとりが必要。
鏡で目をチェックした時に目の周りが、少しかぶれていたのが気になるが、できるだけ清潔に保つこと、掻いたり、触らないように心掛けた結果、翌日には治っていた。
目の中の違和感は日に日に軽減してきたが、外出すると人の流れで目が疲れる。入院中とは比べ物にならないくらい疲れるのでこの日はほとんど自宅療養とした。
目の状態
- 充血まだ残る
- 目やにの量は軽減しているが、朝は拭き取る必要がある
- ゴロツキ感はほぼなくなる
- まぶたは2/3までしか開かない
退院後2日目
今朝も起きた時、目やにはまだ残るが、清浄綿で拭き取れば後はスッキリ快適。
見えかたは、若干ボヤけが軽減。
看板などの大きな文字は読めるが、スマホの文字は見ずらいという状態。
しかし徐々に回復してきている実感が出てきた。
目の状態
- 視界が少しクリアになる。
- 充血まだ残る
- 目やにの量は軽減しているが、朝は拭き取る必要がある
- ゴロツキ感はほぼなくなる
- まぶたは2/3までしか開かない
退院後3日目
朝起きた時に嬉しい変化。
目やにの量が減り、目の充血もだいぶ治る。
視力(遠くをみる)は回復しているが、ピント調整が難しいのか、今日もスマホの文字はボヤけて見えない状態。
目の状態
- 視界が少しクリアになる。
- 充血はほぼ回復
- 目やにの量はだいぶ軽減。朝は拭き取る必要がある
- ゴロツキ感はほぼなくなる
- まぶたは2/3までしか開かない
退院後4日目
朝、目やにが昨日よりもさらり少なく、だいぶ落ち着いてきた。
目の開き具合もだいぶ回復。
視野の中で白くなる部分がほとんどなくなる。しかし、まだピントが合わないのか近くが見えない。
この日は外来で眼科検診。
視力は0.7まで回復、眼圧は8。
主治医が、眼球をまぶたの上から軽くマッサージすると4まで下がる。手術後の癒着が進み眼圧が上がっているとのこと。
このまま癒着が進む場合は縫った糸をレーザーで一部切る処置を施す可能性があると診断される。
次回(4日後)の診察で判断するとのこと。まだ洗顔、自分で頭を洗う許可は出ず。
しかし寝起きの目やにが少なくなるだけで朝の気分、印象は大分変わる。気持ちは前向きになってきた。
目の状態
- 視界が少しクリアになる。
- 充血まだ残る
- 目やにの量は軽減しているが、朝は拭き取る必要がある
- ゴロツキ感はほぼなくなる
- まぶたは、気にならない程度開くようになる
退院後8日目
これまで気になっていた目やにも通常よりは多いがほとんど気にならないレベル。
充血もだいぶ治まる。見え方はかなり回復してきている。視野は狭いがピントも合うようになってきた。
日常生活で困ることはほとんどなくなる。
またこの日は2回目の外来検診。手術部分の癒着が進み眼圧が10まで上がってしまったため、レーザーで縫合糸を切断をする処置をすることになる。
麻酔を目薬で点眼。
レーザー自体は痛みも熱さも何も感じないが、目にレンズを直接押し当てるため、痛い。ハードコンタクトがずれた時の何倍かの痛みだったが1-2分ほどで終了するので、我慢するしかない。
レーザーによる処置の結果、眼圧は5まで下がった。また一週間後診察の予約をし、終了。
この日やっと洗顔、洗髪の許可が出る。
また、この日の午後から会社にも復帰。徐々にだが日常生活に戻りつつある。
目の状態
- 視界がだいぶクリアになる。
- 充血もだいぶよくなる。
- 目やにの量は軽減
- ゴロツキ感はなくなる
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